コンストラクションマネジメント(CM)





  

2.工程管理計画

工程管理計画(スケジューリング)は、工事費見積りにあたっての直接工事費の積算の中の労働数量と"つじつま"を合わせてつくられます。

北米の工事は、親方(フォアマン)、熟練工(ジャー二ーマン)、見習徒弟(アプレンティス)、単純労働者(ワーカー)がクルーを組んで共同作業をしています。そうすることで、低い賃金で実施できる作業は、できる隈り低賃金労働者に委ね、人工数は同じでも、労賃全体としては安くできるようにしています。

この仕組みは、労働者の間では自らの技能を高めて、より高い労賃を手に入れる職能としての身分格付けを高める動機付けとなっています。 日本では労働者の職能による身分格付けも、それに対応する賃金格付けもなく、全ての建設労働者は、同一の人工数として積算されています。 このあいまいさが、実際の作業の必要工事日数の不確かさになっています。

つまり、日本では見積り段階の人工数自体があいまいであり、人工実績管理も的確にできていないため、実際の工程管理計画も不確かになります。

サスティナブルハウスの見積りにあたっての労務数量(人工数)は、労働者の作業時問に対応するものではなく、労働者の拘束時間に基づく数量です。