コンストラクションマネジメント(CM)





 

4.直列工程と並列工程

現場で実施される作業業種が重複しないで、必ず一つの工程が終了しないと、次の工程に掛らない、という直列工程は、同時に複数作業を並列的に実施する場合と比較して、理論上の工期は長くなります。

しかし、各業種の職能意識が低く、計画時問内に工事を完了させなければならない、という意識が育っていない多くの日本の現場では、並列工程は、現場における異業種間のムダ話や作業現場の重複により、一般に工期は 相対的に直列工程より遅滞しています。

サスティナブルハウスの建設工事では、まず直列工程により計画どおりの工事をやることから始め、それが完成できてから、並列工程を取り入れるようにしなければなりません。

直列工程の場合、前工程と後工程との関係が明確に区分され、工程引継ぎ時に、前工程、後工程それぞれの下請業者と現場監督の三者立会いで工事の引継ぎをすることで、三重のチェックができ、 確実な品質管理が可能になります。当然、直列工程の場合には、並列工程の場合より工期が長くなる分だけ、直接経費、問接経費は大きくなるのです。