
日本の住宅はなぜ高額か
1.日本の住宅は北米の約2倍
北米と同じ設計図書を使い、同じ材料を使った住宅が、日本では、その労賃が北米の三分の一程度であるにもかかわらず、価格は約二倍になっています。それは、価格の中に多額の粗利が隠し込まれ、住宅業界が不当な利益を得てきたためです。
今、このような高い住宅価格のために、重すぎるローンの負担に耐えられずローン返済不能事故が、ローンの元金返済が始まる5〜6年目に多発しています。そのときの住宅の評価額は、購入した時の価格の二分の一から三分の一です。
つまり、住宅の価値としては販売価格の二分の一から三分の一のものを、販売価格の価値があると消費者に偽って販売してきたのです。これは完全に詐欺行為とも言えるものです。しかも、その販売にあたつて、大多数の消費者が2000万円程度の住宅ローンの支払い能力しかないことを知っていながら、住宅メーカーは一戸一億円もの費用をかけたモデルハウスの展示場を建設して、あたかも購買可能な住宅イメージが
モデルハウスと合致したとして販売してきました。
